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SignatureCache: An Efficient Access Method for Distributed Information Resources
シグネチャキャッシュ: 分散環境における情報資源アクセスの効率化手法
石川 佳治 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科),
北川 博之 (筑波大学 電子・情報工学系)
情報処理学会第52回全国大会,1P-2, 1996年3月.
概要
近年のインターネットの発展にともない, ネットワーク上に莫大な情報資源が
存在することとなった.
このようなネットワーク上の情報資源を有効に活用するためには, 情報資源へ
の高速なアクセス手法が提供されねばならない.
本稿では, 分散情報資源アクセスの効率化のための手法としてシグネチャキャッ
シュ (SignatureCache) を提案する.
この手法では, まず, それぞれの情報資源の内容がコンパクトなビット列であ
るシグネチャ (signature) で表現される.
ネットワーク上の各クライアントではこれらのシグネチャがキャッシュされ,
一種の索引としてはたらき, 効率的な検索処理が可能となる.
本稿ではシグネチャキャッシュのアイデアと, 問合せの包含関係を用いた効率
的な問合せ処理について述べる.
SignatureCache: An Efficient Access Method for Distributed Information Resources
Y. Ishikawa (Graduate Institute of Information Science, Nara Institute of Science and Technology),
H. Kitagawa (Institute of Information Sciences and Electronics, University of Tsukuba)
意見・要望がありましたら、
ishikawa@is.aist-nara.ac.jp
または
kitagawa@is.tsukuba.ac.jp
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